2009年7月29日水曜日

英語でのカジュアルトーク(雑談)上達方法 Part.2

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Part.2は自分の実践しているカジュアルトーク上達のための
試みを紹介したい。これだけ長い間実践しているのにまだまだ
自分も日々苦労している事を考えると、方法が自体が良くない
可能性も十分にあるが(苦笑)、もし自分と同じようなことを
必要としているひとの少しでもステップアップの近道になれば
このエントリーを書いた甲斐があるかもしれない。

カジュアルトークとは、一件すごく大きく、おおまかな定義で
ある様に思える。しかし、長い間英語でのカジュアルトークの
上達を試み、そして多くの日本人および外国人とこのテーマに
ついて話してくると、我々日本人がつまずく共通点が見えてく
るのである。

そして、その共通点が見えてくると、上達の為の具体的ステップ
が見えて来るような気がする。

少々話がそれるが、自分には自分なりの物事の上達方法がある。
すれはすごくシンプルで、少なくとも自分にはそれが自分にあった
上達方法であると信じている。それは、

1. 自分が何かを上達したい時は、まずその上達したい項目に
おいて、自分の現状、現在のレベルを把握することを試みる。

2. そして、自分の現状、現在位置をできるだけ正確に把握したら、
次のステップを探し、見つけ、そしてその次のステップができている
人を探し、観察する。

3. そして、現状にいながら、その次のステップを既に自然と
できている人を参考にしながら、自分も次のステップを少しずつ
失敗しながら試みる。

少なくとも自分は、このステップの繰り返しで物事のスキルアップ
を試みてきた。

話を戻すと、英語でのカジュアルトーク上達も全く同じ方法を
とっている。

まず初めに、自分なりにカジュアルトークのステップアップの
段階を把握する事から始めた。そして、それがつかめたら、
自分が現在そのどのレベルにいるかを把握し、その次のステップを
見据える。そして、その次のステップのカジュアルトークが既に
できている人を参考に、自分もその次のステップのカジュアル
トークを少しずつでも焦らず日々試みる。ここで大事なのは、
焦らず、そして次のステップを試みる際にうまくしゃべれない
ことは普通で、失敗する事に慣れる事である。

そして、それを繰り返しているとだんだん自分も次のステップ
に近づいて行くのである。繰り返しになるが、大事なのは、
焦らず、次のステップの試みは何度も失敗するのが前提であると
理解する事である。そして、なんとか時間をかけ、次のステップに
たどり着けたら、またその次のステップが見えてくるといった
感じである。

もっと効率の良い方法が間違いなくあると思うが、少なくとも
これが自分の実践している上達方法である。

物事がおおまかに定義されている事であればあるほど、この
スキルアップのステップが定義しにくいと思う。物によっては、
スキルアップのステップなど定義できないものもあると思う。

そして、それゆえ、上達に苦労する一番の理由が、自分の現段階
のスキルを正確に把握していないことであると自分は思う。

英語でのカジュアルトークは、一件そのステップが定義できない
ニュアンス的なスキルに思えるのであるが、ここで紹介したいのが、
試行錯誤した結果、自分の現在使っている上達のステップである。

* 自分なりの英語でのカジュアルトーク上達のステップ:

=== 第1ステップ ===

-英語で会話が理解できる
-言いたい事が英語で言える

=== 第1.5ステップ ===

-日常生活をする上での必要不可欠な英会話、
学校での授業の会話、もしくは会社での仕事上の
会話を離れ、初めて雑談をしようと試みる。
-英語で雑談をしてみるとそれがかなり難しいことに気づく。
-雑談に全く参加ができず、うなずいたり、笑顔で会話に相づちを
うったり、今イチ内容の分からない雑談にも分かった振りをして
笑ったりする。


=== 第2ステップ ===

-日本の事を話す
-仕事の事を話す
-質問をする

=== 第3ステップ ===

-趣味の話をする
-テーマのある話をする(知識や情報の話。
特に楽しい話ではなくてよい。)

=== 第4ステップ ===

楽しい、面白い会話をする。これは誰かと
話をした結果、何も自分および相手の為に
なってはいないが、話をしたこと自体が
楽しい会話。

--->ここから、話し方、話術が必要になってくる。
難易度がグンとアップする。

-経験談を語る
-面白い話をする
-面白い記事、情報を披露する
-自分の見た、笑ったテレビ番組、ラジオを披露する
-自分の見た、興味深いテレビ番組、ラジオを披露する
-自分の見た、面白い映画の話を披露する
-自分の面白い友人の話を披露する

=== 第5ステップ ===

-相手の面白い話に関連する自分の面白い話をする
-面白い話に、笑いを追加する
-冗談に冗談を付け足す

=== 第6ステップ ===

- ?

=================


以上が自分の現在見据えている英語におけるカジュアルトーク
の上達ステップであるが、自分にはまだ第5ステップまでしか
見えない。第6ステップは、自分が第5ステップにたどり着いたら
見えるのではないかと思う。

いくつか補足であるが、第1ステップがかなり難易度が高い
と感じてしまう場合は、これはカジュアルトーク自体が難易度が
高いからであると思う。

Part.1で書いた様に、カジュアルトークは英会話の中でも自分は
難易度が高いほうであると思う。カジュアルトークができなくても
海外で生活、学生生活、仕事は十分にできると思う。

もしステップ1が難易度が高いと感じる場合は心配せず、まずは
意思疎通の為の英会話を習得することにターゲットを定めるのが
良いかもしれない。その場合は、「海外での生活の上で日々心がけて
いる事 Part. 1-a」
などをみていただけるとうれしい。

また、その人の性格によって、ステップ1.5からステップ4までの
体験順序が変わるかもしれない。上に書いた順序は、いろいろな
人と話した中で、一番共通している並び方である。

英語でのカジュアルトークを上達したい人は、上のステップの
どの段階に自分が当てはまるかを考えると面白い。そして、自分の
まだ習得していないカジュアルトークのスキルが先にあることが
見えると、それを日々試みるだけで雑談のスキルが向上すると
思う。

part.3aは、上の各ステップをもっと具体的に掘り下げて考えて
みたい。

「英語でのカジュアルトーク(雑談)上達方法 Part.3a」に進む

2009年7月28日火曜日

英語でのカジュアルトーク(雑談)上達方法 Part.1

更新をずいぶんと怠っていたので、投稿復帰第一回目は
自分の結構こだわりのネタを書いてみたい。

それは、外国人との英語での雑談が、日本人と日本語で
無駄話をしているかの様に、楽しめる様になる為の自分の
実践している上達方法について書いてみたい。

これができる様になると、

* 英語で会話をするホームパーティーが楽しめる様になる。
(というか、その誘いが無い場合はその誘いもくるよう
になる(笑))。

* 仕事のあと、同僚と飲みに行くのが義務感ではなくなり
楽しみになる。

* 本当の意味で外国人の友達ができるようになる。

* 日本人以外の人/同僚からプライベートの遊びの誘いが
来る様になる。

* 外国人とスノボ旅行をする際の移動時間の会話が
怖くなくなる(笑)。

* 美容師さんと無理矢理会話をするふり、もしくは寝た
ふりをしなくて良くなる(笑)

* 仕事仲間とのランチが楽しめる様になる。

* 国際環境でリーダーになるために必要なSocial Skill
が大きく向上する。

* 外国人と恋愛ができる様になる。

海外で仕事をしている人であれば、上のいくつかの項目が
できたらなあ、と考えた事があるひとはいるのではない
だろうか。

具体的な話に入る前に、まずこのブログの色々なところでも
書いているが、ただ意思疎通が目的の英会話と、特に何も
テーマが無い時にお互いの存在を楽しむ為にする英会話
とでは、
会話の内容、および必要とされる会話のスキルが全く違うと
自分は考えている。

英語圏で幼少期、思春期の大半を過ごしていない限りは
(これは、幼少期の数年(4、5年間とか)海外で生活して
いた程度ではなく、幼稚園、小学校から、高校、大学まで
ぐらい、日本語より英語の方が楽といったぐらいの期間の人)、
日本人であればどんなに英語(コミュニケーション英語)ができる人
であれ、プライベートで英語で外国人と接し、それが日本人と
日本語で会話をしているのと同じ感覚で楽しめる人はそう
そういないのではないかと思う。それだけこの英語でのカジュアル
トークを本当に楽しむことは我々日本人にとって難しいもので
あると思う。

自分の興味から、いろいろな日本人の方とこのテーマについて
話す事があるのだが、あるとき自分が気づいた事は、自分も
含め、ほとんどの人がカジュアルトークをしている「ふり」
しかしていないと言う事であった。

この事に気づいた時は、自分には外国人の友達もおり、
仕事の外で一緒に外国人とつるむ事を結構していた。
会話や話題に詰まる事もなく、はたから見ればあたかも
会話を楽しんでいる様に見えたはずである。

しかし、自分が認めたくなかった事実は、行なっている会話
の大部分が「会話をする為の会話」であり、実際はほとんど
その会話を楽しんではいなかったのである。パーティーに
行った方が良いからいく、またはパーティに行かない自分が
嫌であるから参加する、そしてそのパーティで会話をしない
自分が嫌だから会話の為の会話をする。このような、会話を
する為の会話をずいぶんとやっていた気がする。

それゆえ当然自分には分かるのである。パーティーに参加して
も今イチ楽しくない。日本人と日本語で会話をしていた方が
楽しい。気心知れた友達でも英語での会話はあまり楽しめない。
移動時間は会話を持たせることにしか頭が回らず、できれば
一人で移動したい。

特に自分の国際環境での生活能力を上げようと意識的に外国人と
時間を過ごしていた自分にとって、この今イチ英語でのコミュニ
ケーションが楽しめないというのは今でも大問題である。

しかし、さすがに10年間もこれを意識し続けると、少しずつで
はあれカジュアルトークが上達して来たように思える。最近では、
稀ではあるが、ようやく、本当にようやく、日本人と日本語で
会話をしているような感覚で、英語での雑談が楽しめる時も
出て来た。

Part 2.では、今まで10年間試行錯誤してきた、自分なりの
英語でのカジュアルトーク上達方法を紹介したい。

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2009年7月27日月曜日

[読み物タイトル] 英語でのカジュアルトーク(雑談)上達方法

英語でのカジュアルトーク、雑談はかなり難易度が
高いと思う。この読み物は、日本生まれ、日本育ち
の日本人が、日本人と日本語で話しているかの様に
英語での外国人との雑談が楽しめる様になることを
目指し、自分が日々試みている方法を書いてみたい。

2009年7月24日金曜日

[読み物タイトル] 持論(自論)

この読み物は自分の信念というか、自分が現時点で
信じている自分なりの価値観を書いてみたい。

誰でも一般の流れとは少々違う見方、考え方、
捉え方があると思う。もちろんそれを妄信する
のは時には(多くの場合は?)危険であることは
重々承知しているが、逆に、時には世の中の自分
以外の全ての人間が同意しなかろうが自分の
信念を貫き通すべきである時もあるかと思う。

そんな自分なりの変わった考え方を書いてみたい。

更新再開

更新をやめてから気づくともう3ヶ月も経っていた。

無精になったわけでもなく、書く事に興味がなくなった
わけでもなく、ここアメリカで10年ほど働いたなかで
一番難易度の高い仕事に関わっていた。

ようやくその仕事が先週終わり、じっくり休んで
また書く余裕が出て来た。

ブログを読んでいただいている人には分かっていただける
と思うのだが、このブログはこんな映画のこんな仕事に
関わっているといった内容が書きたいのではない。

今回だけ、更新を3ヶ月も怠っていた原因を紹介してみる。

http://www.traileraddict.com/trailer/2012/trailer