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海外での生活には英語が欠かせないが、一言に英語と
いっても色々な要素があると思う。
この読み物では、意外と一般的には意識されていな
い(と思う。。)、ある英語の要素について書いてみたい。
まず、学校や仕事場などで勉強をすることで学べる、語学
としての英語を、対比のために「コミュニケーション英語」
とする。
逆に、このコミュニケーション英語とは別に、カルチャーの
経験からしか学べない部分の英語があると思う。これを
「カルチャー英語」ととりあえず呼ぶ事にする。
この読み物で考えたいのはこの、カルチャー英語の
部分である。
日常生活では、このコミュニケーション英語が使えれば、
意思伝達のための会話は十分成り立つ。
しかし、国際環境でより踏み入ったことをしようと思うと
まずこの「カルチャー英語」の存在に気づく事になり、
それがいかに大切で、ときにはコミュニケーション英語より
も大事な場面すらあることを体験する。
まずはじめに、コミュニケーション英語とカルチャー英語が
どのような場面で必要か、自分なりにリストアップしてみる。
* コミュニケーション英語:
学校で授業を受ける、就職活動をする、会社で仕事をする、
買い物をする、銀行にいく、食事をする、友達を作る、
友達と会話をする、ルームメイトをつくる、等。
* カルチャー英語:
友達との会話を本当に楽しむ、映画・テレビを本当に楽しむ、
ルームメイトの存在をエンジョイする、異性との会話を楽しむ、
政治をする、リーダーとして人をまとめる、プレゼンをする、
会議をする、欲しい物を手に入れる(笑)、等。
あくまで個人的なリストであるが、カルチャー英語が必要な項目が、
より海外での生活を充実させる為に大切なものが含まれている事は
分かってもらえると思う。
逆に、コミュニケーション英語ができれば、生活上は不便はしない事も
分かると思う。
この読み物は、
「英語はだいぶ慣れて来たのに、どうしても外国人とつるむと
どうも楽しくない」、
「日常会話はだいぶできるようになったのに、外国人とグループで
フリートークになると会話に参加できない。。。」、
「仕事はできるのだが、社内政治となるとさっぱりだ」、もしくは
「外国人の異性の友達、恋人をつくりたい」
といったことを考えたことのある人に読んでいただくと、
面白いと思う。
次はさらにもっと具体的な定義を考える。
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