2006年10月30日月曜日

[読み物タイトル] Gentleman

自分はジェントルマンシップと、海外でのリーダーシップには
大きく関連性があると考えている。大抵自分の尊敬するリーダー
達はこのジェントルマンシップに長けており、また、日々この
ジェントルマンシップに感心させられる様な人は、その人が
何らかのリーダーのポジションを仕事等でこなしていることを、
あとから発見する場合が多い。

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自分の知人をパーティで見つけたら...
A君の贈ったクリスマスプレゼント
B君の些細な行動
ドアの話2
ジェームズの話
パーティーに持っていく気の利いたプレゼント?
ジェントルマンリスト

[読み物タイトル] 国際環境で生活(基礎編)

国際環境で生活、仕事をする上で自分が心がけている事柄など。

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[読み物タイトル] カルチャー英語

英語のなかで思う事の中の、特にカルチャー的な要素が含まれる英語について。

[読み物タイトル] 英語

海外で働く上で、英語全般について思う事

[読み物タイトル] 良いリーダーの定義

自分の考える、リーダー、上司という立場について。
自分なりの良いリーダーの定義、心がけ、気遣っている
事などについてです。これはあくまでも、「現時点における」、
「自分にとっての」定義です。

なぜ自分が書くか

なぜ自分がこのブログを書くか。それは自分がこのブログに
書きたい事を満足にまだできないからである。

例えば政治やビジネス、特に国際関係が仕事そのものの分野には
この国際環境で仕事を満足にする、国際社会でのリーダーシップ
をばりばりこなしている人が居るはずである。

しかし、その人達では書けないことがひとつあると思う。それは
現在自分がそれを上達しようとしている試行錯誤についてである。

もう10数年のベテランリーダーでは自分が試行錯誤していた
頃の事を日々リアルタイムで記述する事はできないはずである。
まさに現在、毎日の苦悩およびストレスの中、自分の現在の
実体験が貴重な情報になるはずである。

また仮に、自分がこの海外で、競争を勝ち残り、思う様に仕事を
こなし、そして政治をこなし上に上がって行くことが自然に、
そして楽にできている場合も、あまり書きたい事がないと思う。

例えば自分がアメリカ育ちの日本人だったとする。すると日本人では
あれ、ベースがアメリカ人のため今自分が一番苦労しているアメリカの
カルチャーの難しさをあまり難しいと思わないような気がする。

現在の自分にとって、このブログに書きたい事が難しいからこそ、
そして日本生まれ、日本育ちの人間が、外国での仕事の難しさ
を日々体感し、上達する中での事を記録することに面白さがある
と思う。

[読み物タイトル] 国際環境での会議のテクニック

外国人の沢山いる中で会議をすると様々な苦労をする。
そんな経験から思う事をつらつらと。

国際環境での会議はどんな感じか 〜状況説明
国際環境の会議でなぜ発言できないか 〜現状分析
熱の入った外国の会議で発言していくには 〜前編
熱の入った外国の会議で発言していくには 〜後編

2006年10月29日日曜日

このブログのコンセプト

ここ十年ほどで海外で活躍する日本人の話を聞く機会がさらに
増えて来た感がある。これはビジネス、スポーツ、エンターテ
イメントなど様々な分野で日本人先駆者の方々が国外でも
活躍できるということを証明してくれたことが大きいと思う。

そんな中、外国での生活・仕事には自分の慣れた環境ではない
ことによる様々な難しさがあり、経験すれば経験するほど、また
その先の難しさを発見する。生活環境における、カルチャーの
違いがそこにはある。

例えば外国人はどうやってやりたい仕事やタスクを得るのか、
またはどのようにして自分にとって正当な給料を得るのか、
さらには社内政治はどのようにするものなのか。どれもとても
大事なことであり、自分はいままでこのような事柄にいろいろ
とつまずいてきた。これは、これらのものにはアプローチの
仕方に、大きくカルチャーの違いがあることを意識できておらず、
きちんとその違いに対応できていなかった為である。

さらに、困ったことに、上のような事は公の場ではあまり
語られていない。海外で生活をし、働いていても、そういう
交渉を管理する場にいるか、それともそのようなプライベート
な情報を交換できる場にいないとあまり学ぶ機会がない。

これはつまり、学校、仕事外の、プライベートな時間である。
しかし、我々日本人は、まさにこのカルチャーの違いから、
海外でもプライベートは自分のカルチャー内で生活する事が
一番快適であり、普通である。そのため、長年海外で生活
していても、自分の生活に大事なカルチャーの違いを見落
としてしまうこともあり、結果、海外での生活で気づかず
損をしている場合がある。

自分はここ10年ほど、このカルチャーの違いに苦労し、様々な
試行錯誤を繰り返して来た。いろいろな壁にあたり、落胆、発見、
克服してきた。また、その過程で、国際環境での生活能力や、
対人/リーダーシップのスキルを上げるためには、カルチャー
を学ぶ事が大事であることを学んだ。そのため、公私ともに
意識的にこういった外国人とのカルチャーに日々触れる場に
身を置いて来た。

このブログのコンセプトは、そういった我々にはカルチャー的に
難しいことを日々トライするなか、発見、克服した実体験をシェア
することを目的にしている。

また、自分が先駆者の方々の経験により、知識や情報を得た様に、
これから外国で留学、就職しようと考えている方々に、この経験から
少しでもなにか得てもらえることがあり、経験をフィードバック
できれば幸いである。


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