2010年12月31日金曜日

メールを頂いた方々へ

メールを頂いた方々へお返事がもうずいぶんと長い間出来ていない
状況なのですが、近々きちんとお返事を書き始めることが出来ると
思います。更新も1月から再開できると思います。

坂口

2010年12月14日火曜日

更新スキップ

12月の更新はスキップです。。。m(_ _)m
書きたい事は山ほどあるのですがあああ。
1/5を目標に英会話のアドリブを終わらせら
れればです。

2010年11月13日土曜日

[読み物タイトル] 英語の雑談例

英会話における雑談の向上を試み始めた頃に、どこかに具体例
がいっぱいリストアップされていたらなと思っていたのを思い
出した。

友達、および自分が実際に行なっている日常の雑談例を、小さく
ても、その雑談の行なわれた状況の説明と一緒に、数多くリスト
アップしてみようと思い、新しいカテゴリーを追加してみました。

2010年10月5日火曜日

ジャグジー、外国人の視点?

ずいぶん前にジャグジーにおける社交性で日本人の立場から、海外で
外国人とジャグジーで出くわした時の視点を書いたが、今日面白い事
を経験した。

つい先ほど、出張先のホテルのジャグジーにつかっていると、外国人
の二人組が後から入って来た。

まだ向こうは話をしていないため、英語がどの程度出来るのか、わから
ない状況なので、こちらから軽く挨拶をし、返事が来ると明らかにアク
セントがあった。英語は母国語ではないが、日常会話には不自由のない
程度の、ヨーロッパから観光で来ている二人組だった

自分がなぜ今出張に来ているのか、向こうがどこの国の出身か、自分の
もとルームメイトが彼らと出身が同じ話や、今日はどこの観光に行った
のか、や、自分は過去に住んでいた事があるのでどこが観光に良いか
等の小話をした。

小さいジャグジーで気まずい空気は嫌なのと、そこから会話が弾み、
ひょんなところで会った異国の人達なので、なにか面白い話ができる
かと思ったのだが、話してみた結果相手が会話に乗り気ではない事が
伝わって来た。

もちろんなにか変な態度を示されたとかでは全くないのだが、
いまいち食いつきがわるい。観光で来ていて、旅先で知り合った
人と、この町の話をするのはまあ無難かとおもったのだが、
「私たちはあまりあなたと話したくはないですよ」といった気まず
さが伝わってくる。

そんな感じだったので、無理強いはせず、会話を終わらせると、なんと
その一人が自分に背を向け友達と母国語で話し始めてしまった。。。

その後はむしろ自分がそこにいるのが居心地が悪くなったので、
少し浸かったら、"Have a good night"と笑顔で言ってさっと
出てきた。

よっぽど自分が相手が話したくなくなるような態度やしゃべり方
だったのであれば話が別だが(そうでないことを願う笑)、気まず
い空気の中、早くジャグジーを出たくなってしまうようなこの対応
には、正直良い気分はしなかった。

もう英語での雑談の向上を試みて長くなるが、そこで思ったのは、
自分がアメリカに来たばかりのころの社交性の無さは、外国人にこう
映っていたんだなあ、と思った。ここまで明らかに逆の立場に立った
ことが無かったため、特にジャグジーという自分の意識していた社交の
場での事だったので、すごくそれが実感できた。同時に、これからの
時代、とくに外国を仕事の場に選ぶ場合は、こういう事を意識する
日本人が増えてほしいなあ、とも勝手ながら思った。

また、ジャグジーの例を考えると、自分もアメリカに来たばかりの頃
と比べるとずいぶんSocial skillがついたんだなあと恥ずかしげも
なく(笑)今日思ったのだが、考えるとどこかで「どん」とうまく
なった覚えは無い。

つまり新しい外国語を覚えるのや、絵が描けるようになることと一緒
で、新しい文化での雑談の上達も、基本は続けることらしい。

もちろん英語でのカジュアルトーク(雑談)上達方法 Part.1でも書いた
が、雑談をしている「ふり」をするのであれば色々技がある。これも
必要な場合もあるし、まったく雑談に参加できないよりは第一ステップ
としては良いと思う。しかし本当に異文化での雑談を楽しめるように
なり、自分のメインテーマでもある国際環境で強いリーダーシップを
発揮するために必要と考える、本当の雑談スキルを得るのには、どう
やら辛抱強く長く続けるのが一番の近道らしい。

ただ、その最短の道を、興味のある方には自分の間違い、経験から
このブログで紹介し続けて行きたい。

2010年9月25日土曜日

満足感は危険?

英語の「アドリブ力」のことを長い間書いているのだが、
なかなかまとまらないので、日記を書く事にした。

今日、親しい友人とキャリアオプションのようなことを、
まじめに話す機会があった。将来のことをいろいろと熱く
なって話し合い、終わってみると何か不思議な満足感があった。

晩飯のときにその事をぼ〜と考えていたのだが、ふと思った
事がある。この満足感、実は危険なのではないかと。

ちょっと話をそらすと、何かミーティングで大事な問題を
議論し合った時、会議がうまくいくと何か満足感がある事
はないだろうか?話し合っただけで、何か問題が解決した
ような気がするあの気分である。方法を決めるのは大事
だが、ミーティングで決めた事をきちんと実行するのが
もっと大事である。ミーティングで話し合っただけで解決
した気分になり、実際に何も変わらなかったという経験は
みなあるだろう。

今日の友達との話の後の気分がそれとかぶって気持ちが
悪かった。

こんなことをするぞ、と、口に出すとある種の満足感が得ら
れるため、実際の動きにブレーキがかかってしまうこともある
のではないかと思った。

2010年9月8日水曜日

親ばか Part.2(親じゃないけど)

日本の番組はロサンゼルスでは見れないけど、弟のハモネプの
映像を発見しました!

( http://www.youtube.com/ で "ハモネプ joker" で検索。)

どうやらトップバッターで初出場、しかも優勝したチーム
「AS★KNOW」さんとしょっぱなからあたってしまったらしく、
91点 対 92点で負けてしまったらしいです。

しかし結果以上に、親ばかからすると、joker & しゅんの
パフォーマンスには色々見所があったと思います。

まず、トップバッター、初出場、テレビ経験無しで、あの本番強さ
はうらやましい限りです。テレビカメラをむけられると普通は緊張
すると思います。

前回のエントリーでも書いたとおり、ヤツはかなり肝がすわって
おり、アメリカで高校に通っていた頃は外国人がしゅんと話をすると
緊張していました。まあ言い方を変えれば態度がでかいのだが(笑)、
このブログっぽいことを書くと、これからの時代、外国人にも気負け
しないぐらいの雰囲気、肝っ玉をもっている人が増えてほしいと
思います。

のびしろに期待!兄からのひいき目かもしれないですが、歌、
ダンス、楽器など、エンターテイメント系が趣味でやってる
時から何でもうまかったです。ずいぶん前にロサンゼルスで数回
ですが友達にダンスレッスンを受けた時は、本当にきちんと
したレッスンを受けてないのか?とびっくりしていました。
歌も現時点は地の部分の比重が大きいと思います(たぶん)。

それとパフォーマーとしての飲み込みが早い!独学でも覚える
のが早いのと同じ理由かもしれないですが、先のダンスレッスン
の友達がいままで教えた人の中で一番に飲み込が早いと言って
いました。

ん〜子供を持つとこんな気分なのかな?

2010年8月31日火曜日

ハモネプ

31日夜(日本時間)弟のしゅんがハモネプと
いう番組に出るらしいです!チーム名は
joker、肝のすわった自慢の弟、観て下さい〜

2010年8月21日土曜日

上司の指示に同意しないときは?

この書き物はいつもに増してヘビーである。来月は大人の英語
かなあ(笑)。

欧米の仕事環境において、自分の思う優秀なリーダー達と、普通の
リーダー達の違いが顕著に現れる場面があると思う。

それは、自分の上司からの指示と、自分の意見が食い違ったときの
対応の仕方である。

まず、「立場上言う事を聞く」や、「うまく自分なりに解釈して
伝える」といったような、受け身的な対応が必要な場合も多々あると
思う。ただし今回は、欧米の文化で大事であると思う、また、自分の
ように日本の文化がバックグラウンドである場合に難しいと考える、
この上司の意見に対して何かうまく対応したい場合のことを考えたい。

自分は基本は意見を言う方なので、何か賛成できない事があると
相手が誰であろうと自分の意見をストレートに言う方であった。
「当たり前だ!」と突っ込まれそうだが、これではうまくいか
ない事の方が多い。

仕事の関係の長い、信頼関係の確立された上司ならこういった
意見をきちんと聞き、考慮してくれるのであるが、問題は仕事を
初めてするまだ信頼関係の築けていない新しい上司の場合など
である。

「あの上司、マジいけてねえ。なぜ意見を聞いてくれないん
だろう。。。耳を傾ける価値はあると思うのに。」

このような愚痴は良く聞くし、自分もいままでかなりよく
言ってきた。

長い間、何よりも重要なことは、仕事の為にとにかく正しい
ことをやるのが一番大事だと思っていた。なので上司の意見に
同意しない時は意見もする。そして、仮に自分が正しい事を
言っていると思っている時は、それを例えば上司が聞く耳を
持たない場合は、その意見を聞かない人が悪いと思っていた。
なので上のような愚痴もでる。

しかし本当の問題は、実は意見の正しさにではなく、上司に
意見を聞いてもらう為の信頼関係の築き方にあったと今では
思う。

自分の尊敬するリーダー達を観察してきて気づくのだが、
彼らはどんな上司でも、仮に初めて一緒に仕事をする相手
でも、上司の信頼を得るのが抜群にうまく、早い。

そして、この誰とでもきちんと素早く信頼関係を築くこと
ができ、上司の信頼のもとのコミュニケーションのできる
リーダーは、かなり優秀であると自分は思う。

この立ち位置にいる人であれば、仮に上司の意見に同意を
しない場合は、説得力をもった、うまい言い方で意見を
すればきちんと聞いてくれる。上司の観点から見ればこれも
明白で、自分の信頼する部下から、説得力をもって、良い
提案をされれば、当然聞く耳を持つであろう。

(もちろんその意見に同意をするかどうかは場合次第だが、
どちらにせよ、信頼関係を築いた人との対話なので、どちら
になろうと有益なディスカッションで終わる。)

仮に本当に上司が間違っていた場合は、誰でも間違えはある
わけで、上司からすれば信頼する人からのうまい指摘であり、
頼りになる部下である。

逆に、きちんと信頼関係を築いていない上司に対して意見を
すれば、それが正しいかどうかなど関係なく、単純に「いち
いち何かを言うたびに、自分の意見を言ってくる使いづらい
ヤツ」になってしまう。

悪いのは意見の内容ではなくて、その上司に対する自分の
立ち位置であったと思う。

さて、初めにも触れたが、場合によっては「立場上上司の
言う事を聞く」や、「うまく自分なりに解釈して伝える」
といったような、受け身的な対応が必要な場合もあると思
う。しかし、その対応方法しか行わないと、仕事は一緒に
したいが、表現を悪くすると「使いやすい人材」と潜在的に
思われてしまう可能性があると思う。

上のような優秀なリーダーの対応方法が出来る人は、受け身
的な対応が基本姿勢のリーダーと比べると、違う種の上司から
の信頼を得ている様な気がする。

自分の尊敬するリーダー達はこれを難なくこなしている。
言うのは簡単であるが、このスキルを身につける為には、
このブログで書いていることの総合力みたいな物が必要に
なると考える。だからこそ我々日本人には難しいと思う。

欧米の文化ではリーダーとして上司の信頼を得る為には、
良い仕事をしているだけではだめである。まず、「社交性」
「ジェントルマン」「雑談」「冗談」といった、この
ブログのいろいろな所で書いている、文化的にリーダーに
求められる人間性が備わっていなくてはならない。

そして、リーダーとしての信頼をきちんと得るためには、英語
のコミュニケーション力も相当必要である。上司の間違いを
説得力をもって否定するようなコミュニケーションには、相当
Articulation能力が必要である。

自分の生活環境で、リーダーの優秀さを見分けるには、上司の
指示が間違っていると思った場合の、その人の対応方法を観察
すると、よくわかると思うのである。

そして最後に、視点を変えると、このような優秀なリーダー
達は、信頼関係を素早く築いた後に、上司が間違っていると
思うときはバシバシ説得力のある言い方で自分の意見を言って
くる。このようなリーダー達をさらにその上でまとめる人は、
相当な強さおよび能力が無いと勤まらないことも想像できる。
これが自分の考える、我々日本人にとって、国際環境でいち
外国人として組織を率いるのが難しい大きな理由の一つである。

2010年7月6日火曜日

海外での生活の上で日々心がけている事 Part. 2

Part.1を書いてからずいぶん時間がたったが、そろそろPart.2を
書いてみたい。

まず初めに、「海外での生活で日々心がけている事」、特にPart.2
の生活の仕方は、誰もが実践すべきであるとは思わない。これらは
海外の生活、仕事のなかで、欧米の文化を理解、吸収する必要のある
場合のことであり、特に他文化を吸収する事は容易なことではないた
め、自分の文化に少々「音痴」になるといった、ある程度の犠牲が
ついてくると思う。

なので自分の目標とすることに、その必要性があり、ある程度の
犠牲の価値がある場合のみ、この生活の仕方は意味があるかもしれ
ない。また、日本文化に少々音痴になる事が許されない立場の人も、
あまりこれらはやらない方がよいと思う(笑)。

実は最近はこの半分ぐらいしか実践していないのだが、以下が数年前
まで自分が一番欧米文化を吸収しようとしていた時期のリストである。

このリストだけ見ると、まるで日本が嫌いなのでは?と思われてしまう
かもしれないがそうではない。また、アメリカ人になりたいのか?と聞
かれたら、それも違う。

日本人が外国で上に立つ為には、その環境の文化を知る必要があり、
その為にはこの方法が一番早いと思うのである。

いまリストアップして気づいたのだが、大きくカテゴリーに分けると
(A)から(D)までの4つがある。


(A)

- 新聞、ウェブニュースは全て英語の物を読む
- 本は日本語で書いているものをいっさい読まない。
www.amazon.co.jpを使わず、必要な本はwww.amazon.comで
英語で検索して、英語の本のみを買う
- 日本語でウェブ検索せず、日本語のホームページを読まない
つまりwww.google.co.jpで日本語検索を禁止し、www.google.com
で英語検索のみをする。

(A)は単純に、英語の能力をあげる為である。初めのうちは大変だが、
最近では日本特有の情報でない限り、どの言語でも似たような情報が
手に入るため、慣れれば必要な情報は日本語を使わなくても手に入る。
自分の様に日本語で読む方が楽な人こそ、強制的に日本語での情報収集
をやめると、英語の理解力が飛躍的に上がる。


(B)

- 日本の雑誌を読まない
- 日本のテレビ番組を見ない
- 日本の娯楽全般を見ない

(B)は文化的なコミュニケーション能力をあげる為である。このブログ
のいろいろなところでも書いている様に、自分は文化的な社交性、雑談
といったものがリーダーシップの上で重要であると考えている。社交性
の中でも大事な雑談には、上のような娯楽のテーマが欠かせないため、
自分の生活環境のものを知っておくのは大事であると思う。


(C)

- 日本人とはつるまない、日本人の会合には行かない
- リトル東京、コリアタウン、チャイナタウンに行かない
- トーランスなど日本人街に行かない
- アジア人の恋人を作らない

(C)が人間関係まわりである。これは、日本人、アジア人を避けると
いうことではなく、その機会があれば、より異文化の人間関係に身を
おくというものである。(A)-(D)の4つの中でも、これが一番大事か
もしれない。(C)を実践すると、このブログに書いているようなことが
見えてくるのである。文化的に深入ったことは、やはり親密な人間関係
からしか見えてこないと思う。


(D)

- 日本のマーケットにいかない
- 日本食レストランには、外人の友達から誘われない限りは行かない
- 家で日本食は作らず、外国人の食べるパスタやステーキ等を作る

(D)はここまでやる必要があるのか?と思うような項目でもあるかも
しれないが、これはむしろ実質より意識的なもので、徹底する事に
意味があると思ってやっていた。

結局、一言で言うと、要は「日本語の分からない外国人」の生活を
するのである(笑)。

このブログを書いている理由の一つは、ここまでせずとも自分の
試行錯誤から、外国での生活をより充実させる為の経験を、必要な
人にフィードバックしたい為なのだが、それでは足りない場合は
上のようなことを実践してみてはいかがだろうか?このリストの様な
生活を全部いっきにやるとノイローゼになるので(笑)、少しずつ
取り入れてもよいかもしれない。

2010年6月6日日曜日

「Articulation skill」の重要性 --- Part.3      〜「聞き返してはいけない」、「言い直してはいけない」のルール

「Articulation skill」の重要性 --- Part.1
「Articulation skill」の重要性 --- Part.2


「Articulation skill」の重要性 --- Part.3は、さらにこのスキルの
定義、重要性を掘り下げて考えてみたい。

現在自分の英会話における悩みは、今まで基準にしてきたことが、
自分の必要とするコミュニケーションにおいて、間違っていたことに
気づいたことである。いままでの英語におけるコミュニケーションの
基準は、

「理解できればいい」、「伝わればいい」

であった。

たとえば、誰かと会話をしている時に、ちょっと分からないこと、
聞きそびれたたことがあれば、「ん?それどういう意味?」や、
「それってこういう意味で良いの?」、「もう一度最後の部分
繰り返してくれる?」で、仮に一度目で聞き間違えていたら解決
できる。

相手に何かうまく伝わらなかった時は、言い方を変えたり、相手が
確認のために聞き返したらもう一度きちんと説明すればよいのである。

「分からなかったら聞き返せば良い」
「伝わらなかったら言い直せば良い」

の基準で、いままで日常生活も、仕事も不自由がなかった。それゆえ、
そこから向上が必要なコミュニケーションがあるということにも、
いままで気づかなかったのだと思う。しかし、それでは色々な場面で
コミュニケーション力が足りないということに気づいた。

リーダーの仕事をしだすと、いろいろと会社のミーティングに参加
し始める。そこにいるのは、全員コミュニケーションのエキスパート
達である。そして、その場でディスカッションされる内容は、日本語
でも説明が難解なテーマも多々ある。さらには、ミーティングが重要
になればなるほど、時間に限りのある連中も集まる。

大勢の時間を拘束するミーティングにおいて、やはり会話の流れ
をコミュニケーション力不足のせいで止めるのは当然NGである。
一対一の会話とは少々様子が違ってくる。つまり、

「分からなかったら聞き返せば良い」
「伝わらなかったら言い直せば良い」

の英会話では、こういったミーティングではコミュニケーション力
不足となってしまう。説明が難解な内容を、一発で、簡潔に伝えら
れなくてはいけないのである。

「あいつをミーティングに含めると、面倒くさい」と思われたら
リーダー失格である。これではそのうち会議に呼ばれなくなって
しまうこともあるだろう。

さらには、自分の業界は、映像を言葉で伝えなくてはならないので、
余計大変である(苦笑)。これは正直、第二外国語ではかなり難しい。

現在のもっぱらのテーマは、「理解できればいい」、「伝わればいい」
の英会話から、「説明が難解な内容を、一発で、簡潔に、前準備無し
で伝える」

へ、向上する事である。当たり前のことなのだが、会社のリーダー
達はみなこれができている。これが英語の環境でリーダーに求めら
れるArticulation Skillなのである。

このスキルを意識しだしてからは、友達との会話や、レストランでの
注文など、繰り返しが許される場においても、「伝えたい事を一発で
簡潔に伝える」ことを意識するようにした。

「聞き返してはいけない」
「言い直してはいけない」

のルールを日常会話に入れるのである。そして、これらを練習する
ためには、いかに外国人と日常生活をするのが大事かということも、
書き足しておきたい。

英会話のスキルを向上したい方々には、ぜひ「聞き返してはいけない」
「言い直してはいけない」のルールを試してみてほしい。日常会話が
ある程度できる様になって来たら、早い段階で実践しだすことを
オススメする。自分の様に、長い間このArticulationを意識せず
会話をしてくると、あとでツケが回ってくると思う。

自分ももっと早くに実践していたらなあと、思う。


「Articulation上達法」へ進む

2010年5月8日土曜日

お詫びと訂正

5/5にアップデートした記事の中で、僕の文章通りキーワードを
検索すると、不適切なサイトにたどり着くとの指摘を受けました。

未成年の方、会社等でブログを読んで頂いた方にお詫びを申し
上げいたします。

「おとなの英語」の読物は、今後すべて

この読物は成人向けの文章、内容、英語表現が含まれます。
未成年の方は御遠慮下さい。成年の方で、成年向けの文章、
英語表現が大丈夫な方のみ、以下のリンクをクリックして
下さい。


の文章を事前に提示致します。

2010年5月5日水曜日

Steak & BJ

この読物は成人向けの文章、内容、英語表現が含まれます。
未成年の方は御遠慮下さい。成年の方で、成年向けの文章、
英語表現が大丈夫な方のみ、以下のリンクをクリックして
下さい。


このリンクをクリックすると、成人向けの内容、英語表現の含まれる
文章に飛びます。

2010年4月5日月曜日

この状況下においてもできる奴はいる

こんな状況を想像してみてほしい。

自分の仕事環境で、自分、もしくは自分の管理するチームに与え
られたタスクがあるとする。作らなくてはならない絵のタスク
でもよいし、何かプレゼンテーションの準備でも良いし、
何かの予算の算出でも良いし、何でも良い。

そして、そのタスクには期日がある。たとえば一週間(5日間)
後が締め切りである。このタスクは、クライアントに見せなくては
ならないといった緊急のものではないとする。

そして、自分、もしくは自分のチームはそのタスクが得意で、今ま
で何度もそのタスクをこなしてきているとする。そして、それゆえ
タスクにかかる時間も大体想像でき、今回の一週間という期日は十分
な期日で、それまでに上げるのはまったく問題ないような期日である
とする。また、いままでそのタスクを期日内に上げられなかったこと
はないとする。

作業の3日目に、そのタスクの大まかな方向性が上司により
大幅変更されるとする。その結果、2日間の作業は無駄になり、
3日目にやり直しをすることとなる。この時点でまだ期日には
ぎりぎり間に合うとする。

そして、4日目には作業をするのに必要な何かツールやシステムが
壊れ、それを別の部署の誰かが修復するのに1日かかるとする。
そして、仕事に再度とりかかったのは最終日の5日目、そして夜遅
くまで残業をして取りかかったが(残業手当のある正式な残業)、
結局終わらず、期日が来る。

こういった自分達の制御外の方向性の変更や、仕事をする為に必要
な設備の問題が原因で作業が遅れる場合は、通常のタスクであれば
期日を延ばす事になる。

唯一の例外は、それがクライアントの絡んだタスクである場合で
ある。この場合は、言い訳なしでそれを上げる必要があり、無理な
場合は早めに上司に言い、もっと人員を投入する、もしくはクライ
アントミーティングを延期するなどといった応急処置をするのが
通常である。

そして、期日が来てからある情報が知らされる。

実は、その締め切りの日に、大事なクライアントミーティングが
あり、その際に自分の上司がそれをクライアントに見せる
約束をしていたことを聞くとする。

結局その日のクライアントミーティングにそのタスクは間に
合わず、上司はクライアントに謝らなくてはならず、その後
自分は上司に激怒される。

と、こんな話はよくある事で、どんな職種、職場でも同じ
ような経験をしたことがある人はいるであろう。

あるときこのような経験を自分もしたのだが、そのときの自分と
上司との会話はこんな感じであった。

上司: なんで期日に間に合わなかったんだ!

自分: かくかくしかじかが起こって

上司: であれば間に合わない可能性を俺になぜ早い段階で言わない!
お前がなにも言わないから信じていたのに。俺はクライアントに対して
約束をしていたのに!

自分: クライアントに見せる必要のあるタスクと知ってればそういう
行動をとる必要があることぐらいもちろん知っているが。。。

上司: とにかく今回のような事はこれ以降絶対に無い様に!
大事なクライアントミーティングに必要なタスクが上がらない可能性
があるときは早めに言うように。

自分: Ok(心のなかで、いや〜なにか腑に落ちない。。。)

さて、この対応は正しかったのだろうか?実は、このような言い訳を
上司にしたのはその時が初めてであった。

そのあと考えたら、やはり自分が悪い。
こういった状況で、いつも自分に言い聞かせているセリフがある。

「この状況下においてもできる奴はいる」

である。

しかしその時に限っては、いままで何度もこなしてきたタスク
であった為かわからないが、上司に責められたときに反論して
しまった。

なにかいつも自分ができている事ができない時には、自分なりに
理由があると思う。そして、その理由のせいにしたいのは人間の
心理であると思う。

しかし、思うのが、どんなに劣悪な条件によって自分がうまく
できなかったとしても、かならず

「この状況下においてもできる奴はいる」

のである。今回の件に当てはめると、たとえば:

* 大幅な変更があっても、それまでの2日間を無駄にせず、
それにきちんとすぐに対応できる仕事の仕方ができる人もいる。
実際に、自分の知り合いの中に、クライアントや上司による大幅
変更を数多く経験し、「この仕事ではクライアントの変更としては、
こういうものや、ああいうものがあり得るだろう。だからこのように
この仕事は設計し、そうすれば仮にその変更をクライアントがして
きても、すぐに対応できる」といったことができる人がいる。

* クライアントが絡んでいないか、上司に言われていなくても
自分から確認し、その情報を見つけ出し、上司の変更があった時点
で、期日に間に合わない可能性を提示し、上司にクライアントの
ミーティングを延期してもらうか、人員をもっと投入してもらうか
を要求する。

* 仕事に必要な通常の設備が故障している状況でも、それを
自分で回避してその一日を無駄にせず作業を続けられる人もいる。

結局、この状況下においても、きちんと仕事を上げられる人は
絶対にいると思う。もしくは、この状況下において、自分で
きちんと質問をし、クライアントが絡んでいることを見つけ出し、
それに対するきちんとした対応を導きだせる人も必ずいるのである。

この件は、自分に再度言い聞かせるよい機会になった。

「この状況下においてもできる奴はいる」

2010年3月5日金曜日

更新目標、ブログコンタクト先

ここ最近更新頻度が下がっているため、来月から月に一回、
毎月5日までを更新目標にしたい。

もうひとつ、このブログ用のコンタクト先を書きたいと思う。

discussingabroadjp@gmail.com

このブログの内容は、自分だけの経験だろうか?だれかに
共感していただけているのであろうか?

疑問、質問、感想、分かりにくい読み物の説明でもよいし、
もっと掘り下げた内容に興味のある書き物や、続きに興味の
ある読み物、もしくは好みの読み物カテゴリーも教えていただけ
るとうれしい。

また、自分の目指すところの、海外、国際環境で日々バリバリ
リーダーシップを発揮している方に、もしこのブログを読んで
いただく機会があれば、ぜひ一報頂けたらと思う。色々質問
をさせていただきたい(^_^)。

さらには、自分の数多くあるテーマで、課題等を、解決した経験の
ある方がいれば、ぜひいろいろ質問をさせて頂きたい。例えば、
Articulationの問題の解決策の一つである、Speech Coachで
よい人を知っているひとがいればぜひ教えていただきたい。

また、このブログの内容、基本は雑用の頃から叩き上げで来ている
自分の観点から書いている。要はいち外国人として、いちサラリー
マンの視点からの苦労である。

ひとつ興味があるのは、いちサラリーマンではない、海外にいる
日本人は、どうであるかである。

たとえば日系の企業のアメリカ支社の社長さんなど、もしくは
日本で何か実績のある人が、海外に招待的な立場で来て仕事を
している場合はどうであるか?

立場的に色々まったく別の苦労があるのは想像がつくが、
仕事場やプライベートにおける、カルチャー的な苦労はどうで
あるか?たとえば向こうが日本のカルチャーに合わせてくれたり
といったことはあるのであろうか?といったことにすごく興味が
ある。そういった方がブログを読む機会があれば、ぜひ意見を
頂ければ幸いである。

最後に、メールの内容を勝手に使用する事はもちろんないので、
気軽にコンタクトをして頂きたい。

2010年3月4日木曜日

パーティーに持っていく気の利いたプレゼント?

自分の考えるジェントルマンシップと海外での仕事の関係に
ついてはこちらを

欧米社会での社交性の重要性はこちらを見ていただきたい。


つい先日、仕事仲間の夫婦のホームパーティーに呼ばれた。

こんなとき、ちょっと気の利いたプレゼントを大人ぶってもって
いきたいと思ったことがあるのは自分だけではないだろう。

手っ取り早い策としては、アルコール、特にワインのボトル
かなんかを持って行くのが無難だが、それでは定番過ぎるから
いやだと考える自分は背伸びしすぎである(笑)。

このワインの、ちょっとひねったバージョンを以前友達に
教えてもらった事がある。その子は、アルコールはみんな持って
くるから、ちょっと気の利いたデザートを持って行くと、特に
パーティーを主催する人の奥さんなどがいる場合、ゲストにも
出せて喜んでくれると言っていた。

さて、今回は、もう上の技も使い過ぎて来たので、なんか他に良い
アイディアは無いかと考えていたところ、以前イギリス人の上司が、
同僚のパーティーに持って行ったプレゼントを思い出した。やはり
イギリス人はジェントルマンシップに長けているのであろうか?

よく考えると、自分の業界に、イギリス出身の上司が結構いる。
このブログでよく唱えている、ジェントルマンシップとリーダー
シップの関係も、あながち間違ってはいないのかもしれない。

話を戻すと、その上司は、数年前、今回と同じような設定で
同僚の夫婦のパーティーに参加していた。当時自分のもって
いったプレゼントは、もう察しがつくかもしれないが、ワインの
ボトルであった(苦笑)。そして、その時の上司の持っていった
プレゼントは、ちょいと気の利いたお洒落な植物であった。

そして、当時自分が関心したのは、そのプレゼントの選択だけ
ではなく、その上司は同僚の家につくと、まず同僚の男性と
握手をし、その植物は同僚の奥さんに、家のデコレーションに
つかってくださいと、渡していた。その様子を見ていて、
自分にはおもいつかね〜、と思ったのを覚えている。

さて、このブログ初の写真掲載である!


これが今回自分が持っていったパーティーギフトで、これに
リボン、そして小さなカードに、自分の名前を、
Significant Other(旦那、奥さん、彼氏、彼女の総称)がいる
場合は、"A & B"と二人の名前を入れ、完成である。

この植物をどのように同僚夫婦に渡したかは想像にお任せする(笑)。

ふりぐらいは少しサマになってきていることを願う、今日この頃
である。


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