2009年12月3日木曜日

「Articulation skill」の重要性 --- Part.1

いま自分の中で旬な英単語がある。

「Articulate」という単語をご存知だろうか?
自分は、ここ数年まで、接する事のない単語であった。

面白い事に、日本語にはこれに相当する単語が無い。

辞書を引くとこんな感じである。

* 英語:

Expressing oneself easily in clear and effective language
(http://www.thefreedictionary.com/articulating)


* 日本語:

〈考え・感情などを〉明瞭、効果的に表現する.
(http://ejje.weblio.jp/content/articulate)


* 自分なりの、今の生活環境にあった定義はこんな感じであると思う:

「自分のその場で思い浮かぶ考えを、瞬時に、簡潔に、誤解無く、説得力をもって、表現する」

である。

この「Articulation skill」、こっちの環境で仕事を
経験すればするほど、重要になってくる。特にこのブログ
のテーマの一つでもある、国際環境におけるリーダーシップ
においては、無いと致命傷とも言えると思う。

このことに気づくのが自分はちょっと遅かった。もっと
はやく気づきたかった。この項目を書く事により、いつか
どこかで誰かが、自分と同じことを目指した場合、自分より
早いタイミングで気づいてくれると、うれしい。

英語におけるArticulation skill、最近マネージャー
に頻繁に言われる、リーダーを目指す上で、自分が不得意で、
磨くべくスキルである。

もちろん、英語においてのコミュニケーションの時のみ
の話ではない。ただ、その重要性が、ここのカルチャーでは
さらに増すと思う。

「オバマ大統領の演説を見れば誰でもそれが重要な
ことぐらいわかるだろう?」

「そんな事はよく一般的に言われていることではないか?」

と突っ込まれそうだが、思うにこの話はもっと奥が深い。

このArticulationの話、もう1ヶ月ほど書いているのだが
いまいち表現したい事がまとまらない(文章におけるArticulate
ができていない?(笑))。書けば書くほど、書きたい事が増える。
なので細かくパートにわけ、沢山書いて行こうと思う。

Part.1は、Articulationの定義、および問題提起に
とどめておく。

Part.2は、自分の経験から、具体例を通して、なぜこれほど
に重要と感じるかを書きたいと思う。

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